拝啓ジョン・レノン

いやー、行ってきたよ。セントラルパーク。

この公園は秋が一番しっくりくると思った。

ね。イマジン。夫人のヨーコが涙をモチーフにしてデザインしたんだとさ。

ここの前で1980の冬射殺された。熱狂的なファンのリヴォルバーのよって。

ジョンの生前の散歩道。

なぜ、彼はＦＢＩに追われＣＩＡには盗聴され幾度の米国外追放を受けてまでこの国そしてこの街に居ようと思ったのだろう。

俺にはメッセージを一番発信できる街だったからだと思う。だからアメリカという国がヴェトナム戦争真っ只中にピースサインを掲げ『GIVE PEACE A CHANCE』や『WAR IS OVER （if you want it）』伝えたかったのかなと思う。事実、同時多発テロ後、イラクに大量破壊兵器有りと始まったイラク戦争の時には『イマジン』が全米で放送禁止になった。

人は良くも悪くも言うが、それくらい今も彼のメッセージは、人々の記憶にはもちろん知らない世代の人にまで強く反映されている。

生前住んでいたダコダハウス。さっきのストロベリーフィルズとは目と鼻の距離。

今もヨーコはここに住んでる。

すごくきれいな夕方だった。

何を見、聞き、感じ、伝えてゆくのか自分は。

なんかセンチになった。

おしまい

love shun