同じ車種ね。これ。内装、ちらみしたハンドル周りも同じでビビった!
こんなコンバチ(オープンカー)じゃなかったし品川ナンバーの50倍ミシガンナンバーのサーブはキッタナカッタなー^^
でもさ、嬉しくて嬉しくて。確か、600ドルだったんだよな。
だからさ、パワーウィンドウの窓が開かないんだ、開くのはサンルーフ^^
その上エアコンが壊れてるから夏は良いサウナよねー。
んでトランスミッションが壊れてオイルが漏れっぱなし!修理が1400ドル!
はい、この車二台買えます。
そおいや、US車検無かったしなー。
よくハイウェイで止まってる車見て映画みたいだなと思った。(理解できない地元のFM聞きながら横目でさ。)
俺が免許とったのもUSで当時は相当簡単で200ドル位だったかな。
日本に来て書き換えには手を焼いたけど、それでも三万円と数日で書き換えできたな。
最後にゃ、このサーブちゃんタイヤが四本とも一日で空気が抜けてしまう状態。
朝セルフでスタンドで空気を入れ、夕方スーパーで買い物して空気を入れて帰る毎日。
でも楽しくてさー。そんな状態になりながらも半年間は乗ったなー。
ミシガンは冬、沢山雪が降った。
この車でダウンタウンのコーヒーショップによく行った。
そこで店員の同じ年の白人の女の子に恋をした。
彼女はアジア文学と美術を専攻していた。
仲良くなり深夜、何度も店が終わる頃に出かけて片付けを手伝い話をした。
外には真っ白な雪が積もる。
一度だけ俺の家に来てくれた事がある。
店のあがりに。もちろん当時は素面。
俺は出鱈目かき揚げを揚げ、母ちゃんが送ってくれた蕎麦を茹でた。
箸の使い方を教えた。
そして、彼女の髪を染めた。
彼女のブロンドのベース髪。若々しい。顔周りにピンクのチャンキーなラインをいれた。
とても喜んでくれた。そして、なにもなく送った。
次会う時に気持ちを伝えようと決めた。
それから数日して車が完全に動かず処分した。
コーヒーショップに会いに行きたいけど、遠い。歩きは気が遠くなる。
でも気になる。エリカの事が。
店には電話するのはどうかと。できない。
当然、当時携帯は持ってない。
しばらくコーヒーショップから遠のいた。
でも会いたくて仕方がない。
決めて歩いた。
雪道をずーーーと。
おもちゃみたいな指輪を持って。
夜中のお客さん居ない店内で気持ちを伝えた。
返事は、私もあなたを思います。
ただ、私は来月カリフォルニアの大学に行きます。
またどこかで。
彼女の左手薬指に指輪をはめて蝶のヘアピンを前髪にした。
初めてキスをした。
またどこかで。
泣きながら歩いて帰った。
二度ほどhotmailでコンタクトをとったけれど、それきり。
もう昔のアカウントは覚えてない。
幸せでいて下さい。俺は幸せです。
love shun
1 件のコメント:
しゅうのそういう話聞くとジンとくるなぁー。また話聞かせてね〜。michel
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